中学時代の連れ≠好きな人

今回は、6年前の話もしよう。
昨日から今日未明にかけて、中学時代の連れと遊んでた。酒も飲んでた。でも、こんな関係になるまでは相当時間がかかった。

彼との出会いは、今から6年前にさかのぼる。中3のときに、クラスが一緒になり、班が同じだったことがきっかけだ。最初、私は彼のことはあまり良い印象には思ってなかった。なにしろ、自分より背が高く、しかもゴツイ！結構、見た目は怖かった。私の当時の身長は150cm。彼の身長は、170cmをゆうに越えていた。しかし、修学旅行をきっかけに私が持っていた彼へのイメージは変わっていった。真実は、彼にしか伝えてない。今のところは、肖像権の問題もあり、あまり書けないが、彼に許可を取ってからニックネームは出すとしよう。

話を本題に戻そう。彼の魅力に惹かれていったのは、修学旅行から帰ってきてしばらくしてからのことだ。彼は、私が出来ない事をいっぱいサポートしてくれた。たとえば、数学の授業中、当てられて、答えられなかったたすれば、普通は「わかりません。」って答えるが、当時の私は、変なプライドが異常に高かったのか、立ちすくしたままだった。そんな私を、助けてくれたのが彼だ。見かけは怖いけど、本当は凄くやさしい人なんだなぁと…。でも、私が恋愛なんかしてもいいんだろうかって思ってしまい、告白するチャンスは何回もあったものの、失敗してしまった。

ようやく、卒業間近。私は、バレンタインディに入試があったので、遅めのバレンタインディをした。すごく、オドオドした表情で手紙と手編みのマフラーを渡した。だが、返事はすぐには返ってこなかった。オドオドしていた私は、あいさつすることもままならなかった。小さい声で「バイバイ」って言う事が精一杯だった。でも、その蚊の鳴くような声の「バイバイ」も彼は聞き逃さずに『また明日ね。』と声をかけてくれたのだ。凄く嬉しかった。

それから、高校生になったある日、突然返事は返ってきた。答えは「No！」。凄くショックだった。でも、完全にNo!じゃなくて、友達でいた方が楽しく過ごせるということと、本気で(恋愛関係としては)好きではなかったという観点から、この答えになってしまったと彼は言った。

そして、いくつか年月は過ぎ、成人式を迎えた。それまでには、チラッとは見かけたが、まともに話をすることはなかった。成人式で、少し仲良くなり、2月に一緒に食事をしに行こうという約束まで交わした。友達として、再出発した。でも、複雑な気持ちもあった。彼が、4月に自衛隊にいってしまうって言う事を聞いてからほんまに…。

4月、彼は自衛隊に行ってしまった。しかしながら、連絡は必ずとってくれている。私が病院退院してから、たまに食べに行ったり、話を直に聞いてもらったりしてくれている。しかし、それが私の気持に迷いを生じさせてるという事は、彼には知る由も無い。というより、知らない方がいいだろう。今の関係が破綻するなら、知らない方がいいという私の勝手な判断だけど。だって、高校時代に振られたときに一つ約束したんだ。

『一生、友達でいましょう』

ってね。好きな人の約束は守らなきゃいけないでしょう。やっぱり。でも、今でもその人のことは頭から離れません。大事な人だと思っています。でも、相手が条件を崩すなら、少し考えてもいいかなぁと。(今の彼氏には失礼やけど)やっぱり、好きです。でも、今の彼氏と結婚が決まっている以上は、彼氏を大事にしてあげなくてはいけないなぁと思っています。なので、結婚するときに彼には本当に伝えるつもりです。今日は眠いので、これぐらいにしておきます。

10/14(Mon.)2:57A.M.